GRAPHICO

GRAPHICO's Heart
Episode of スキンピース

続けていく覚悟が、
未来を動かす。

復活劇の裏側にあった、社員の執念。

2006年、人の繋がりから西アフリカ ベナン共和国の支援について相談を受けました。いわゆる途上国に物資やお金を送るのではなく、「現地の産業発展の手助けができないか」「社会貢献活動と経済活動の両方を兼ね備えた持続性のある事業にできないか」を考え抜き、それを具現化する化粧品の商品開発がはじまりました。

私たちが欲しい。だからつくる。開発のプロではなく一人の消費者として。
私たちが欲しい。だからつくる。開発のプロではなく一人の消費者として。
私たちが欲しい。だからつくる。開発のプロではなく一人の消費者として。
私たちが欲しい。だからつくる。開発のプロではなく一人の消費者として。
GRAPHICO's Heart 心を尽くしたポイント
01

すべてに本気でなければ、
ベナンの人たちも商品のユーザーも
笑顔にできない。

私たちが欲しい。だからつくる。開発のプロではなく一人の消費者として。

2010年に最初の商品が発売された当時、フェアトレードという言葉は一般的だったものの、原料を適正な価格で購入することはもちろん、この取り組みを持続させるためには商品を購入してくださった方々の使用満足度が高いことが重要でした。そのため、商品の開発段階で何度も何度も試験をかさね、徹底的に品質にこだわりました。

GRAPHICO's Heart 心を尽くしたポイント
02

物流の壁!情報連絡の壁!
これらをどう乗り越えるか。

「うれしい」のために、求められている以上のことを。

開発当初、試験的にシアバターを日本に取り寄せたものの、ベナンから日本への物流手段は限られており、納期調整も一筋縄ではいきません。シアバター生産村からベナンの港までは東京-広島間にあたる700kmもの距離があり、国内輸送でもさまざまなトラブルが発生しました。現地に連絡しようにもインターネットも十分に使えない状況で、シアバターの取り寄せだけでも困難を極めました。そんな中でもベナン現地の人と信頼関係を築き、お互いを尊重することを大切にし、ひとつひとつの壁を一緒に乗り越えました。

社員の一言

シアの「実」を輸入し、日本で加工するのでは現地の産業は発展しません。グラフィコは、現地でシアバターに加工するビジネスの仕組みを一緒につくりました。

GRAPHICO's Heart 心を尽くしたポイント
03

輸出過程でのシアバターの
「酸化」が品質を左右する課題に。

続けられなきゃ意味がない。コストを下げるための努力は惜しみなく。

課題は次から次へと押し寄せてきました。シアバターを運ぶ容器の密閉度、温度など物流の環境によって、日本に届く頃には酸化がひどく、そのままでは化粧品に使えないことが判明。しかし、数々の苦難を経て届いたシアバター。ベナンの未来を背負う私たちに「諦める」という選択肢はありません。日本の精製工場に相談して共にこの困難を乗り越え、最終的には薬品を一切使用しない「ノンケミカル精製」を実現。まさに、ピンチをチャンスに変え、よりナチュラルな製法で作られたシアバターが完成しました。

GRAPHICO's Heart 心を尽くしたポイント
04

ユーザーに喜んでいただけないと、
ベナンの産業も発展できない。
だから失敗は許されない。

続けられなきゃ意味がない。コストを下げるための努力は惜しみなく。

肌が敏感だと感じている女性が増えていることに着目し、保湿力にすぐれたシアバターで化粧品を開発。万一口に入っても安全な保湿力の高い無添加化粧品として「スキンピース」の発売をスタートします。シアバターの注文をし続けることで、現地の生活を少しでもより良いものにしたい。そのためには継続的なビジネスにしなければならない。そんなプレッシャーを背負いながらも、某ランキングでは発売から1年足らずで4位に!品質が高く評価され、現在も多くの女性たちに愛用されています。

「スキンピース」の今とこれから

短命と言われるビューティケア商品に反し、
10年以上販売が継続。笑顔を繋ぐ商品に。

社会貢献活動とビジネスの両立は難しいと言われるものの、私たちは10年以上、ベナンのシアバターを使った商品でお客様と現地の方々の笑顔を生み出しています。まさに「モノ創りで、笑顔を繋ぐ。」グラフィコの理念を体現するようなプロジェクトです。

「なかったコトに!」の今とこれから
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